2015/12/23 更新

2015年12月の記事

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12月24日 2016年度予算案を閣議決定 過去最大の96兆7218億円に

 政府は、一般会計の総額が96兆7218億円となる2016年度予算案を閣議決定した。 今回決定した予算の総額は過去最大。『歳出』の内『社会保障費』は高齢化を背景に今年度は4412億円増えて31兆9738億円とり歳出の30%以上を占めている。『歳入』は、『税収』が企業業績の好転などを受けて2015年度より3兆円余り増えて57兆6040億円となり1991年以来の高い水準が見込まれている。これを受けて新たな国債の発行額は2015年度より2兆4310億円少ない34兆4320億円となり2009年以来の低水準に抑えられる見通し。但し予算の1/3以上を国債に依存している厳しい財政状況は依然として続いている。

『国債(こくさい)』って何でぃ?

 国債とは『国庫債券』の略です。『債券(さいけん)』とは国や地方公共団体、企業などが一時的に広く投資家などからお金を集める際に発行されるものです。  一般的には、お金を必要とする所が債券を発行→投資家が債権を買う=相手にお金を貸す、となります。日本と言う国が、お金が必要になったために、企業や投資家からお金を集める目的でに発行しているものが『(日本)国債』となります。銀行や保険会社、あるいは一般の人たちはこの『国債』を買う事で国にお金を貸すことになります。そしてこの『国債』の発行額が多いという事はそれだけ多くの『借金』をしている事になります。 『国債』の発行自体はもともと行われていましたが、1990年には発行額がゼロになっていました。しかし1994年以降に再開され現在に至っている。しかも予算に対して税収が追い付かない状況が続いており国債発行額は増加し続けています。

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12月20日 水球男子 32年ぶりに五輪出場決める

 水球のリオデジャネイロオリンピック出場権をかけたアジア選手権が、中国の佛山で行われ日本男子チームが1位になり、1984年のロサンゼルス大会以来32年ぶりとなるオリンピック出場を決めた。

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12月19日 米 40年ぶりに原油の輸出解禁へ

 アメリカで、原油の輸出を解禁する法案が可決。これを受けて40年ぶりに原油の輸出が解禁される。アメリカでは1970年代の石油危機をきっかけに国内で生産される原油の輸出が原則禁止され、40年間規制が続いていた。しかし、近年は採掘技術の発達によりシェールオイル(地下深くのシェール層に堆積している石油の一種)の生産が急増しており、アメリカエネルギー情報局の統計では2014年の時点で世界1位の産油国となっていた。

日本で石油は採れるのか?

 現在、日本で使用される石油の90%以上は、サウジアラビアやアラブ首長国連邦など中東からの輸入に頼っています。では、日本で石油は採れないのでしょうか?
日本書紀には、越後国(今の新潟県)より天智天皇に「燃ゆる水」が献上されたとの記述が残っており古くから石油の存在は確認されていました。明治以降、国内での本格的な石油生産がはじまり、現在も秋田県や新潟県を中心に石油が生産されています。
しかし、一つ一つの油田の規模は小さいため、生産量は国内消費量のわずか0.4%にしかすぎません。この為、石油の大半を輸入に頼っています。

12月17日 米FRB 利上げ決定 ゼロ金利政策解除へ

 アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は、リーマンショックと呼ばれた金融危機以降、7年近く続けてきたゼロ金利政策を解除して利上げする事を決定した。
2008年のリーマンショックの際、アメリカでは景気の下支えの為、企業が資金を借りやすくする目的もありゼロ金利政策を導入していた。FRBが利上げを行うのは、2006年6月以来9年半ぶりとなる。世界経済に大きな影響力を持つアメリカのFRBが利上げに踏み切った事は、今後日本経済にも大きな影響を及ぼすとみられる。

中央銀行とは?その役割は?

 FRB(連邦準備制度)は、アメリカ合衆国の中央銀行制度を司る組織で、全国主要都市に点在する連邦準備銀行を統括しています。日本では日本銀行がこれに相当し、国や地域で使用される通過・紙幣(=銀行券)の発行や、国家や民間の銀行に資金を貸し出しを行う機関のことを中央銀行と言います。一般的に、お金は中央銀行→銀行→企業へと貸し出され、その返済時に発生するものが金利です。金利が低ければ企業はお金を借りやすくなりますが、その分お金が大量に流通する為、景気が回復してもインフレーション(物価高)に陥る恐れがあります。金利を上げる事(=利上げ)は、お金が借りにくくなるだけでなく、クレジットカードや自動車ローンなどにも影響が出ますが、一方で市場に出回るお金の量を引き締める事になり、過剰な物価上昇を抑える働きもあります。中央銀行は銀行券を発行すると同時に物価の安定に対して責任を負っている為、国全体の景気と物価を見ながら政策金利が決定されます。

12月15日 今年の漢字は『安』

 日本漢字能力検定協会は15日、京都の清水寺で『今年の漢字』を発表。2015年を表す感じとして『安』が選ばれた。安部政権のもとで安全保障関連法案の採決をめぐり議論が活発に行われたこと、テロの続発や異常気象などから来る「不安」などが大きかったことなどの理由から『安』の応募が最も多かった。

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12月11日 ノーベル賞授賞式 大村智氏と梶田隆章氏にメダル

 スウェーデンのストックホルムで今年のノーベル賞の授賞式が行われた。医学生理学賞を受賞した大村智氏と梶田隆章氏に、スウェーデンのグスタフ国王からメダルと賞状が渡された。日本人の受賞は2014年に続き2年連続。日本人受賞者は24人

スウェーデンとダイナマイトとアルフレッド=ノーベル

 北欧のスカンジナビア半島に位置するスウェーデンは、ヴァイキングを起源とする立憲君主制の国家です。国土の約60%は森林におおわれており面積は日本よりやや広いものの人口は日本の約1/12で、世界人口密度ランクでは235か国中187位となっています。古くはバルト海の交易を中心にさかえ、17世紀以降は豊富な鉱物資源を背景に銑鉄の輸出国としても知られていました。産業革命以降、鉄鉱石の採掘と鉄道網の拡大が急速に進む中、危険を伴う掘削やトンネル工事をより大規模に、速く、安心してできるようにする目的で『ダイナマイト』がアルフレッド=ノーベルにより発明されました。『ダイナマイト』は危険を伴う爆薬を安全で持ち運びやすくする画期的な発明で、この発明によりノーベルは莫大な財産を築きました。ところが強力な爆薬を持ち運び可能にした『ダイナマイト』は土木工事を安全にする一方で戦争でも大量殺りく兵器として使用されるようになります。
多くの命を救う為の自らの発明が、戦争の道具として使われ多くの人命を奪う事になり『死の商人』とまで呼ばれたノーベルは深く悲しんだと言われています。
そして、次のような遺言を残しました。
「基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする」
この遺言に基づき『ノーベル財団』が発足し、1901年から物理・化学・医学・生理学・文学・世界平和の5部門に寄与した人たちを表彰するノーベル賞が設立されました。

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12月10日 アメリカのタイム誌 『ことしの人』にドイツのメリクル首相を選出

 アメリカの雑誌『TIME(タイム)』は、2015年の世界にもっとも影響を与えた『Person of the Year(パーソン・オブ・イヤー=「ことしの人」)』にドイツのメリクル首相を選んだと発表した。選ばれた理由としては、欧州の債務危機に陥ったギリシャの救済を(厳しい条件をつけながらも)決断した事や、中東やアフリカからの難民流入に対して寛容な政策を進めてきたことなどが挙げられている。

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12月9日 金星探査機『あかつき』 金星周回軌道投入に成功

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機『あかつき』が金星を回る周回軌道への投入に成功したと発表した。日本の探査機が地球以外の惑星を回る軌道に入ったのは初めて。『あかつき』は2010年5月に種子島宇宙センターから打ち上げられたが、同年12月にメインエンジンが故障し、金星の周回軌道突入に失敗していた。その後太陽の周りを回っていたが、5年が経ち再び金星に近づくタイミングで小型の姿勢制御用エンジンを20分間噴射して減速し金星周回軌道投入を試みていた。一度深刻なトラブルに見舞われた日本の探査機が復活したのは、5年前に地球に帰還した小惑星探査機『はやぶさ』以来の快挙となる。

金星ってどんな星?

 太陽系の(太陽に近い方から)2番目の惑星。
 地球から見ると、明け方と夕方のみ観測でき、太陽、月に次いで明るく見える星であることから『明けの明星』『宵の明星』とも言われ親しまれています。しかしその綺麗な見た目とは裏腹に、地表の温度が470度と高温で二酸化炭素の大気に包まれ硫酸の厚い雲に覆われている他、『スーパーローテーション』と呼ばれる秒速100メートルの猛烈な風が吹き荒れています。
金星は、大きさや太陽の距離が地球に近く『地球の兄弟星』と言われてきましたが、実際の環境は地球と全く異なっています。今回の『あかつき』の観測で、なぜ金星が地球と異なり生命がとても住めない気象環境になったのか、本格的な解明が期待されています。

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12月5日 11月5日が『世界津波の日』に 決議採択

 国連総会の委員会において、11月5日を『世界津波の日』として、国際社会が津波の危険性を共有し被害を減らしていこうという、日本の提案した決議案が、全会一致で採択された。

なぜ11月5日が『津波の日』?

 由来は1854年の旧暦11月5日に起きた南海地震での出来事から来ています。
 当時、今の和歌山県広川町の実業家だった浜口梧陵(はまぐちごりょう)が稲わらに火をつけて村人たちを高台に導いて村人たちを救ったと言われています。この『稲むらの火』の故事にちなみ、日本政府は東日本大震災の後に11月5日を『津波防災の日』としていました。

英語になった日本語『Tsunami』

 『津波』とは、通常の波と異なり、沖合では影響が少ないが港(津)で大きな被害をもたらす波と言う意味に由来しています。英語では「tidal wave」と言う表現がありますが、潮の満ち引きを表すもので、あまりふさわしくないとされ1968年以降に学術用語として「tsunami(ツナミ)」が国際的に使用されるようになりました。特に、津波によって甚大な被害が発生した2004年のスマトラ沖地震ではこの「tsunami」が世界中の報道で使用され、一気に世界でも広まっていきました。

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12月1日 2015年度の国の税収 1兆5000億円以上増へ

 今年度の国の税収が、好調な企業業績を背景とした法人税の伸びなどの影響で当初の見込みより1兆5000億円以上増え、1991年以来24年ぶりに56兆円台となる見通しとなった。これを受けて当初の想定を超えた税収は補正予算の財源とし、低年金受給者への給付やTPP合意で影響が懸念される畜産農家への赤字補填に充てる方向で検討をしている。

国の税収と一般会計って?

 日本国憲法はその中で、勤労・教育と並び納税を国民の義務と定めています。
所得税や消費税など様々な形で集められた税金は国会の中で使い道が決められ、社会保障や公共事業、防衛費などに使われます。こうした、国の歳入と歳出を管理する会計の事を『一般会計』と呼び、特定の分野において一般会計と分離して管理する会計を『特別会計』と呼びます。
税金は身近な所では、学校や図書館、消防署や警察署、様々な役所や浄水場、道路など公共施設の建設と維持、またそこで働く人の人件費とそこで提供されるサービスに使用されており、教育から医療、交通、治安など幅広い分野で我々の生活の多くを支えています。 近年は労働人口の減少や景気の後退などの影響で税収が減少する一方で歳出は増加し続けており、不足分を『国債』と言う借金で補い続けています。こうして膨らんだ『国の借金』も大きな問題とされています。

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