2020/04/02
「英語好きのままで」「解き方を学ぶ」~生徒のエピソード~
▼今回は2人のエピソードを紹介いたします
実際、皆様が知りたいのは、Fitオンラインゼミのシステム面もそうですが、おそらくは「実際に受講している生徒がどのように変化しているのか」ではないでしょうか。
今回は、私が担当した2人の生徒さんのエピソードを紹介したいと思います。
▼英語好きのままでいてほしい
まず1人目は、Aちゃんです。Aちゃんは「こども英会話」講座から受講しており、お父様・お母様も「Aちゃんには英語好きになって欲しい」という想いがありました。
◆英検®を受けてみよう!
5年生の2学期になり、お母様から「英検受験を考えている」、とお話がありました。まずは、5級(中学初級レベル)の受験です。5級は一発合格。リスニングの問題配分が多いため、英会話で鍛えられている「耳」でクリアできるだろう、と想定通りの結果でした。
◆4級(中学中級レベル)合格に向けて!
4級になると多少は英文が読めないと合格は厳しくなります。そのため、合格に向けての作戦を考えました。まずは、個別WEB指導教科を数学から英語に切り替えました。また、集団WEB授業でも「英検対策」の授業を受けてもらうことで、英検本番に向けての準備が着々と進んでいきました。あとは、不足しがちな単語力の補強をすれば合格ラインにのるだろう、という見立てでした。
結果、4級も一発合格!
「先生のおかげです」
この言葉がとても嬉しかったです。
◆初めての挫折
そして、Aちゃんは6年生の最後に3級(中学卒業レベル)にチャレンジしました。結果は不合格。Aちゃんもお母様もこれまでずっと一発合格だったので、「不合格」に対して正直へこんでいました。私は、「今までのがんばりは無駄ではないこと」をAちゃんと確認しました。そして、毎回の指導のときに励ましていくことで、最終的には「中学に入ったら、もう一度受けます」と前向きになってくれました。
そして、中学生になり...Aちゃんの担当が私から別の講師に替わりました。その後、1学期の終わりになり、その講師から嬉しい報告が届きました。
そうです。3級に合格したのです!
「英語好きのままでいてほしい」
お父様・お母様の最初の想いを、Aちゃんは体現していっています。これからもAちゃん担当の講師から、嬉しい報告がくるのを楽しみにしています。
▼がんばってるのに成果が出ないのは仕方がないのでしょうか
続いては中学生のBさんです。Bさんは1年生の1学期は、英語の点数が90点を超えており、好調なスタートをきれていました。そのまま順調にいくと思われていたBさんですが、2学期期末テストから流れが変わります。2学期期末テストで英語の点数が68点に下がったのです!
そして、2年生になり、1学期中間テストで52点を取ってしまうことに。このタイミングで、担当が私に替わりました。そのときにお母様から言われたのが冒頭の言葉でした。
◆今日からBさんと私は運命共同体!
私は、Bさんの担当として、何とかこの流れを断ち切りたいと思いました。まず始めに、テストの分析をしました。そして、2年生になって点数が一気に下がった理由を探しました。確かにケアレスミスもあったのですが、テスト用紙やBさんからのヒアリングから、意外な事実が見えてきたのです。
◆原因究明から次の作戦へ!
・2年生から、英語の先生が替わった
・教科書やワークからあまり出題されていない
つまり、授業で習った表現を覚えることも大事ですが、「問題の解き方」自体に強くなる必要があったのです。その後、個別WEB指導の内容を初見の問題に変更し、「問題を解くときに、どういう所に注目するか」を中心に、指導していきました。指導を重ねると、問題形式ごとに注目する所が定まっていきました。それにつれて正答率も上がってきました。そして、期末テスト本番です。
◆「今回は手応えがあります!」
テスト後にBさんの口から出てきた言葉がこれです。
そして、約一週間後、テストが返却されて点数が分かりました。74点でした!スペルミスなどもありましたが、ずっと一緒にやってきた「対話文形式」「長文形式」ではしっかりと点数が取れていました。なにより、Bさんの声が明るくなったことが印象的でした。
▼まとめ
いかがでしたか。今回は私が担当した2人の生徒さんのエピソードを紹介させていただきました。もちろん、今回の成長の要因は2人のがんばりです。ですが、担当している側の想いなども皆様に伝われば幸いです。今回は長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。